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<ことのあらまし>
当初はサークル参加できればいいな~と思っていた交地ですが、のんびりうかうかしている間にまさかの満了…!(…まあ、どのみち売るものがなんもなかったのでよかったんですが…夏コミに専念できるってことで…)
おいそれと遠出もできないので、一般参加も諦めていたところ、ちょうどいいタイミングで上京する用事がデキター!カミサマアリガトウ!!
家族を無理矢理説得し、テキパキと諸手配を済ませていざ参戦!と相成りました。ラッキー。
<遠い遠~い道程>
朝早く行って会場まで並ぶのもかったるいなーと思い、開場30分過ぎ位に着く計算で新幹線に乗ったら、そもそも開場時間を間違えていた。10時だと思ってたら11時でした。事前の確認はちゃんとしようネ☆
仕方がないので品川駅でお茶して暇つぶし。行き交う人の中にちらほら同類の方を発見して、否応なく上がっていくボルテージ。
コスプレイヤーさんは前もって髪をセットしてくる方がいるので、なんとなくどのキャラか、っつーのがわかるんですよね。発見したのはブリーチだったけど、あの人が一護なのか日番谷なのかは未だにわかりません。一護にしては髪の毛が金色だったし、日番谷にしては背が高かったし……。最近読んでないから新キャラ出たのかな?とか。そういう想像をするのも楽しいです。
そろそろいい塩梅か、というところで京急改札に向かいました。
京急に乗るのは初めてなので、乗車位置がサッパリわからず、テキトーなとこに立ってたんです。いざ電車が来てみると、桜井の立ってる位置よりずっと前方へシフト移動したもんですから、慌ててそっちへ向かったね。そしたら「当駅より、後4両を連結いたします」とかいうアナウンスが背後から不意打ちかけてきました。
や っ ち ゃ っ た ー 。 orz
田舎者丸出しでごめんなさい。でも「ネタとしてはオイシイ…!」と内心ガッツポーズの自分もいた…。
蒲田で降りるも、どっちにいったらいいのかサッパリわかんない。
追い越していく人を見ると、同じ匂いのする人たちが皆一様に一方向を目指しているのでついてくことにした。ちょっと歩いてると、後のお嬢さんたちも不安そうに「ねえ、こっちでいいの?」とヒソヒソ話。ああよかった、田舎者は私だけじゃない!と、意地の悪い安心感に浸っていたのですが、
「あの人についていけば大丈夫だよ!カート持ってるし!」
……それ、アテクシ……?
ここで、ふと変な妄想が桜井を襲ったです……。
もしここを歩いている軍団全員がPIOの場所を知らずに「あの人についていけば大丈夫」という何の保証もない根拠で大移動していたとしたら。実は会場は逆方向で、地理に明るい都会人だけが「やだー、あの人たち違う方向に行っちゃった☆」と、颯爽と正しい道を進んでいるとしたら……!
集 団 迷 子 の 危 機 な の で は !?
しかし、そんな桜井のアホな不安をよそに、無事PIOはその雄姿を目前に現してくれました。あからさまにホッとする桜井。田舎者です。
その時、時間はおよそ11:10ほど。理想としていた時間よりもちょっと早いですが、まあ開場もしてることだしそんなにひどく待つこともなかろう、とてくてく歩く。
無双とブリーチの同時開催と聞いてはいましたが、列が別になっていてちょっと安心したり(他のジャンルが嫌なんじゃなくて、「オンリーイベントのはずなのに他のジャンルがある」っていうのが、なんかこう密度が半減したような気分がしてしまうのです。ごめん。でもブリーチ好きだからそれでもいっかーとかは思ってた)
認識が甘いと思い知らされた瞬間。[携帯用]
優に30分は並んでいたんじゃないでしょうか。ここで結構体力削られた気がします。
一般参加って、地元のイベントでしか経験がなかったので、コミケ以外で入場にこんなに時間がかかるとは思っていなかったのです。更に、その待ち時間がどんなにキッツイかも。
いつもスペースに来てくださる方は、こんな大変な思いをしてきてくれてるんだなぁ、と思いました。まして夏コミ・冬コミなんて、もっと大変だよね!?(前回、会場にたどり着いたときに見たあの光景は我が目を疑うほどだった…)
それなのにちゃんとしてないサークルで(っていうか主に桜井が!)本当にごめんなさい。以後、肝に銘じて頑張ります。
独りで遊びに来ると、こういうときの待ち時間って手持ち無沙汰になりますよね。携帯をいじるのにも限界があるし。かといって急に前後の女の子に「今日は何しに来たの?ハァハァ」とか話しかけたらただの変態だし。
でも、ちょっと話してみたい衝動にかられました。だって、みんな無双好きで来てるんですよね。せっかくだから無双好き同士で仲良くおしゃべりしたーい!と思うのは、ちょっと緩い思考回路でしょうか…。
<コスプレで目の保養>
やっぱコスプレイヤーさんはイベントのアイドルだよね![携帯用]
入場口が目前に迫ってきた頃、ガラス越しに会場の中を覗えるようになりました。
中はどんな様子なんだろー?と覗いてみると、すっげー人だかり! 狭いってほど狭くもないのに、ギッシリ人が詰まってます!
「お、おい…これ全員入れるの…?」と本気で心配になった。
そんでまた中を見ていたら、コスプレイヤーさん発見!
うはー!目の保養…!!
無双とかゲームのキャラクターは、衣装が煌びやかで見応えありますね。しかもモデルチェンジの人も結構いて、さながら無双ファッションショーですよ。今回はお衣装を持ってなかったので、ひっそり遠くから眺めるに止めましたが、次の機会にはちょっと無理してでもコスプレすっかなー、と思ったです。コスプレしてないと、レイヤーさんには話しかけづらいよね…?
こんなときちげりがいてくれたら、臆面もなく「わー、すごいですねー!」と話のきっかけを作ってくれるんだろうが……桜井にはできません。こう見えてシャイなんでござーますの(いけしゃあしゃあ)
司馬懿大量発生[携帯用]
今回はなんだか司馬懿さんがいっぱいいて嬉しかった。桜井の好きな3モデルの兜司馬懿さんもいた!
みんないい素材使ってますね~。あの帽子とかやけに手触りよさそうで、近くにいるともふもふ触ってしまいそうな自分が怖かったです。
蝶子と令明さんが見つけられず、残念。
やっとのことで入場を果たすも、人の流れがすごくて、あれよあれよという間にどっか遠い場所へ流された。立ち止まろうにも人の波に押し流されてしまうのです。
でも今日は、お世話になった人たちがサークル参加されているので、せめてそのスペースだけでも発見せねば、と気を強く持って2周目トライ!
<本日、お会いできた人>
その1:水麗さん
[携帯用]
桜井とちげりが同人デビューしたばかりの頃、地元のイベントで非常にお世話になった人(その時拝見した周瑜さまコスの印象が強く、この日は私服でいらしていたのにこんな絵に…。)
個人的にお話した事はなかったものの、癒し系の笑顔とサラサラのロングヘアが忘れられずにいました。純粋で繊細な可愛い人~v
またどっかでお会いしたらよろしくお願いします!
その2:天鳳楼・湾流さん
[携帯用]
頭が小さくて細身で背が高い、超美人。
冬コミでお隣だったご縁でお知り合いになって、なぜか今でもとっても親切にしてくださる優し~いお姉さんです。
凌統のコスも似合うんですが、昔やっていらしたというサンジコス。ハマりすぎだと思う。是非一度拝見したいです(最近ハマってる海外ドラマの好きキャラの声優さんがサンジの人だということを知りさらにヒートアップした桜井であった)
その3:天鳳楼・明太子さん
[携帯用]
明太子さんも背が高い。そしてスポーツマンタイプのがっしりしたいいカラダ! 更にメガネもお似合いのトリプルコンボのイケメンです(すみません、他意はありません)
この日、桜井は珍しくワンピースなどフェミニンな装いでおったのですが(それでもジーンズ中に履いてたけど)、また一人でいたというのもあって数匹の猫を被っておりました。それを瞬時に見抜いた明太子さん、ご慧眼(冬にあれだけ大騒ぎしてればな…)
天鳳楼のお2人には、めっちゃお世話になっているので、なにか手土産を、と思った桜井。
そして定番の 「 う な ぎ パ イ 」 持ってっちゃった…!アチャー。
…いえあの、ネタになるかな…なんて………てへ☆
他にも地元民が密かにお勧めの「あげ潮」やら、静岡自慢の川根産新茶やら……今考えると「どこのオバチャンの土産だよ!」っていうのばっかりでした。お渡ししたときのお2人の沈黙が忘れられない…荷物増やしてごめんなさい。orz
<今日の目標、それは>
一通りご挨拶を済ませたあとは、会場内を散策。
よさげな本はないかしら、ひょっとしたら司馬蝶本とかあったりしないかしら、などと期待に胸を膨らませて歩きました。
その途中、カートで何度か轢き逃げ事故発生。……ごめんなさい。気がついた時には「ごめんなさい!」て言ったのですが、もし無自覚で轢き逃げしてたらホントごめんなさい…。お泊まりの道具が思いの外増えてしまい、カートを使わざるを得なかったのです(無駄にでっかいスポーツバッグとかよりはマシだったかとは思うんだが…)
緑のワンピ着た厚化粧の女に足を轢かれた皆様、犯人は桜井です。被害者の方を特定できないため、この場にて深くお詫び申し上げます。
表紙の絵がとってもきれいだったり、前から気になってたサークルさんだったりと、欲しいと思う本が見つかり始めたんですが、「これください」の一言が言えずに手ぶらで1周。人見知りにも程がある。orz
コスプレゾーン近くの壁際でチキンな自分にヘコんでいると、楽しそうに盛り上がる参加者の皆さんが一望できます。ああ、自分せっかくここまで来たのになにやってんだろ、と勇気を出して4周目トライ!
気になった本は手にとって見る! 欲しいと思ったら迷わず買う! ファンコールはその場で伝える!
と、己の弱っちい肝に刻み、ずんずか歩きました。頑張った。
自分がサークル側で参加したとき、どんなことが嬉しかったかな、と、ふと思ったのです。
足を止めてもらうことが嬉しかった。
中身を見たい、と思ってもらうことが嬉しかった。
買って持って帰りたい、と思ってもらえることが嬉しかった。
「サイト通ってます」って言ってもらえて嬉しかった。
前の作品の感想を言ってもらえてすごく嬉しかった。
たっくさんのサイト、たっくさんのサークル、たっくさんの本の中にポツーンとある私たちの作品。
それにちょっとでも目を留めてもらえること、心を動かしてくれることが、どんなに嬉しいか、って。
そんで、それを伝える側がどんなに勇気を振り絞ってるかってことも、わかりました。
すんごい緊張するよね!
いつ言おうか、タイミングを計るのもドキドキするし、どういう風に言おうか、っていうのもずっと考えながら歩いてる。
そういう風に、皆来てくれてるんだーって、本当に感動した!
私の場合、若干電波が混じっていたようですが。[携帯用]
あとから考えて失礼なこと言ってなかったか、とかすごい気になる!
でも、「わー!嬉しいですー!」ってサークルさんがニッコリ笑った顔で、私も「わぁぁ、嬉しいぃぃ!」ってなるよね。
最後の方はお買い物にも慣れて、「これ全部下さい!」とか大人買い敢行したりした。快感。
<そして、帰途>
まだ2時前だったのですが、足が痛くなりこれ以上買い物するとおこづかいがなくなっちゃいそうだったので撤退することにしました。
水麗さんと明太子さんにご挨拶をして、退場。
来るときは軽かったのに……。[携帯用]
折しも雨が酷くなってて、タクシー呼ぼうか本気で迷った。でもそうこうするうちに小雨になってきたので、悲鳴を上げる足に鞭打って駅まで早足。
余裕があれば新宿まで出ようかと思ってたけど、それは明日にして今日は部屋でゆっくり本を読もうvなんて始終ニヤニヤが止まらなかった。変態め。
そして昼間っからいい大人がホテルの一室に引きこもって同人誌を肴に一人宴会してましたとさ。どれも楽しく読ませていただきました。
サークルの皆さん、コスプレイヤーの皆さん、楽しい1日をありがとうございました。お疲れさまでした!
次は疑誤植もサークル参加したいです。
そういえば、「交地ニハ絶ツコトナカレ」ってどんな意味やねん?ってずっと思ってたのですが、検索してみたらすぐに見つかった。
孫子の言葉で、「交地=敵味方が入り乱れ、発展が目覚しい土地」という意味らしいです。で、そういう土地は潰すな、みたいな意味…だと思うが自信ない。
なんかいろいろ解釈があって、特にこの「交地」っていう言葉は曖昧なのが多かったんですが(交戦地だとか、市場だとか……どっちやねん)、「魏呉蜀その他と、軍勢が入り乱れる」「書き手、買い手、レイヤーさんが入り乱れる」「いろんな嗜好の人が集まる」「無双が好きな人の交流が深まる」みたいな意味があるのかなー?と思うと、ちょっと感慨深いものがあります。
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つーかすげー楽しかった!
次は2月だって。行きたいね〜。
本当に、いつも来てくれる人に改めて「ありがとう」って言いたい気持ちです。
イラストサイトはどう見ても遊んでるので、学校からはなかなか……。
つーかすげー楽しそう!アクティブ!荷物重い!!
私も一般参加ってしたことないから、こんなに大変なのかとびっくりしました。
ありがたい……。