小手川 ゆあ「君は死ぬ。そうやって死ぬんだ」
どちらかというと楽観的というか、性善説寄りな漫画です。
ベルセルクみたいに、幸福から一瞬で絶望の底に叩き落されるような、
あの「うわあぁぁ…」というのはありません。
途中から作者からキャラクターへの愛がはじけ飛んで、
「これ、なんの同人誌?」みたいなノリになってきますが、それも全然イタくない。
むしろ、読んでいる自分もキャラクターたちが愛しくてたまらなくなる、そんなお話です。
「みんなが幸せになれたらいいのにな」
某有名劇団の作品の台詞ですが、本当にそう思う。
みんな、本当は幸せになりたいんです。