nG-Lab.

「どうなさったのですか？」
焦れた声音で先を促す張コウ。躊躇いを隠す司馬懿。
魔が差しただけ。
美しく色付いた表情にほんの少しよろめいただけ。
獣のような美しさを飼い慣らすことができたら、という支配欲に負けただけ。
顔がわずかばかり女のようだというだけで、我が身より頭ひとつも高いその体躯は魏が誇る勇将そのもの。
それ以外の何者とも思えなかった。
第一、男を抱いたことなど一度もない。作法も知らぬ。女と同じに扱えばよいのか。
肌だけは何故か白くなめらかで、噛んで、舐って、舌で転がす。その感触と漏れる吐息を楽しんだ。
「躊躇っておいでですね？」
司馬懿の、後悔に似た迷いを悟りながら、特に傷ついたという風も見せずに張コウが言った。
そうなんでしょう、と、からかう瞳が癪に障って、司馬懿は「馬鹿を申せ」と、その喉仏に食いついた。

きちんと作品という形にしなくちゃいけない。という強迫観念があって、だけど集中して文章をまとめる時間もなくて結果、沈黙の海……という現状を打破すべく、なけなしの勇気を出してみました。
なんだこのラクガキは！というお叱りはご容赦くだせぇ……。
イラストではラクガキをポイポイ上げてるのに、文章だとついつい見栄張っちまうんだよなぁ。素直になります。


司馬懿はどちらかといえばノーマルがいいと思います。張コウだけ何故か例外！みたいなの萌え。ホウ徳はどっちでもいただけるものはいただきます派(←どさくさに紛れて)
張コウはきっと経験豊富なんだ。だってあの見た目と言動だもの。尻穴のひとつやふたつ、屁でもなかろう(あれ？)
逆にバージンでウブな張コウとかでも新鮮かもしれない。
アバズレとか捌けてたり割り切ってたりする張コウ像は多いけど、おぼこい張コウってあんまり見ないような。

私の目は節穴なので、見落としの可能性大だけど。